I love you....?
オートロックを慣れた手付きで押して、
エレベーターに乗り、24階のボタンを押して。
*閉める*と書かれたボタンを少し荒く押した。
「あーぁ。」
意味もわからない言葉を発した自分がなんだか面白く感じて
エレベーターにある鏡を見る。
小さな顔。
いつもはストレートの髪はふんわりと巻かれている。
睫毛が長くパッチリとした二重の目。
いい感じに小さくて高い鼻。
綺麗な形をした薄いピンク色の唇。
小柄な割には胸は大きい。
脚はいいぐらいの細さ。
なにもかもが完璧。
男達は私を見たときに必ずそう言う。