I love you....?
ルームシェア…?
何を言ってるの、この男………。
「とりあえずさ。詳しいことは部屋で話さない?
俺、風邪引くんだけど。」
男は立ち上がると伸びをした。
背高いわね…。
予想だけど180はあるはず。
しかもよく見たら芸能人の人みたいに顔が整っている。
「鍵。
はやく。」
手首を軽く上下しながら男は鍵を要求した。
私はため息をついてバッグの中から鍵をとり出した。
すると男は私の手の中にある鍵を奪い取り勝手に開けて勝手に入っていった。
「ちょっとッ。」
私は男の後を慌てて追う。
私が部屋に入ったときにはリビングのすべての暖房器具を付けてソファーでくつろいでいた。