悪魔契約~10days~【完】
私の言葉を聞いた、悪魔はニッと妖隗な笑みを浮かべる。
その笑みは
正に悪魔の微笑み・・。
「契約を交わす・・いいな?」
「はい」
確かめる様に声のトーンを落として私に尋ねた。
私は迷い無く直ぐに頷いた。
私の決心の固さを確信したのか悪魔は
なにやら私の心臓にあたる部分に手を当て呪文を唱え始めた。
・・・本当に悪魔なんだ。
呪文をいい終えると黒い光が私の体を包み始める。
なにこれ。
よくわからないけど気持ち悪っ・・。
包む感触は何とも表現できず只違和感に包まれていた。