オレ、トーフ。【短】
ユズハー!


帰って来てくれて本当に良かったぜー!


「アンアンッ!」


「はいはい、ただいま」


ユズハの周りをクルクル走って喜びをアピールすると、ユズハはオレを抱っこしてくれた。


「おかえり。遅いから、電話しようかと思ってたんだ」


「ごめん。吉岡さんに料理の事教えて貰ってたら、気付いたらこんな時間になってて……」


「いや、柚葉が楽しかったならいいよ」


「アンッ!」


オレもそう思うぞ!


オレはユズハの温もりに大満足して、さっきまでの不安を綺麗サッパリ忘れていた――…。


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