♥魅惑の恋♥

そしたら麗華は意外に事を言った。


『ハク、アンタ、何もされてないよ。
　アンタが思ってるだけで、
　何もしてない。』


えっ？どうしてだって･･･

私の頭はハテナでいっぱいだった。

『ハク、きっと朱雀辛かっただろうね。』

『なんで』

『だって、せっかく付き合って襲えると思ったら、
　アンタは何もさせてくれないキスもダメ、
　キスもまともに出来ないのに、アンタを
　襲える訳ないじゃん。
　だから、きっと理性をなくさないように
　するだけで精一杯だったと思うよ？』



そっか・・・私、一人でずっと朱雀のことワルモノにしてた

アイツのアイツなりに私のこと思っていてくれたんだ。



『麗華、ありがとう♪じゃぁね』

『いいのよ、これくらいお安い後用さ♪
　ハク！』

『何？』

『朱雀に謝るのと、ごめんねの代わりになにか
　してあげな？分かった』

ちょっと迷ったけど、
スザクがあんなに私のこと思っていてくてたから、
何かお礼しなくちゃと思い･･･

『うん、分かった！何かするよ』

『じゃぁね、ハク！』

『うん！バイバイ』