♥魅惑の恋♥
寮に戻ったのはいいけど、なんて言おう

まぁとりあえず部屋に行こう。




コンコン・・・

『誰?ハクか・・・』

『うん』

『入っていいぞ』

私は部屋に入った。朱雀の部屋は綺麗に整理されてあって

朱雀の爽やかなミントの香りがした。


『なんだ?』

『あのね・・・』

『あぁ、そうそう今朝のことだけど、
俺、何もしてねぇよ・・・・』

ちょっと反省してるような顔で言った。

『あのね!そのことで言いたかったんだけど、
 朱雀が何もしてないのは、知ってた。
 朱雀、ごめんね。朱雀のところで寝て・・・』

『別にいいよ』

『それでね、嫌ならいいんだけど、
 良かったら目つぶってくれない?』

『あぁ』

私は初めて私から朱雀にキスをした

その意味は私の【負け】・・・

私は悩んだ。朱雀に何をすれがいいか

けど、私恋愛なんてしたことないし、

朱雀に何をすればいいかなんて・・・

だから、私はいつも朱雀にやってもらってる

ことをしようと思った。


私は自分の中でこう考えてた・・・。

もし、私が朱雀のことを好きになったら、

キスをしようって・・・

だって、キスって普通好きな人とするものでしょ?

だから私、今、ものすごく朱雀がすき。

だから、私は自分の負けを意味する

【キス】を朱雀・・・

私の大好きな朱雀だけにこの甘いキス
をした。


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