♥魅惑の恋♥
『朱雀~どこ~?』

『お~い、すざっ!!』







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【私、朱雀先輩のことが好きなんです。
 付き合ってください】

『ごめん、俺、好きな人いるから』

【それって涼宮先輩でしょ?】

『あぁ』

【どうして?どうしてあんな子がいいの?
 私の方が、先輩には似合ってると思います!!】

『ごめん』

【そうですか・・・、じゃぁ、だったら、理由を教えて下さい】

『・・・』

『へぇ、理由ないんだ、じゃぁ私にも、まだチャンスはあるんですね
 あんな子より、絶対あたしの方が・・・』

『はぁ??』

『何言っちゃってんの』

『お前ちょっと待てよ、俺がいえねぇだろ』

『俺は、涼宮ハクが好きだ。理由は・・・理由は、アイツはお前等とは違う
 お前等みたいに俺のことを外見だけしか見ないお前等とな』

『もういいだろ』

【えぇ、もういいわ。でも、あたし諦めないから!
 絶対涼宮先輩から朱雀先輩を取ってみせるわ!】


『鈴ちゃん・・・本当に朱雀のこと好きだったんだ。
 よかった~朱雀振ってくれて///』

『へぇ、ヤキモチ?嬉しいなぁ』

『えっ?朱雀??どうして、聞いてたの!?』

『聞いたのなんのって人の告白タイム邪魔しないでよねぇ』

『別に、邪魔なんか///』

『まぁいいや。おいもう3日目だぞ、
 いい加減答え聞かしてくれ』

『えっあっそのぉ・・・』

『・・・』

『えっと私・・・朱雀のこと!!』
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