略奪愛
奏を迎いに行くだけ…
それで帰ればいい


「早くいこ」


急ぎ足で向かった


――――――
―――――――――


プルプルプル…
プルプルプル…


「奏やっぱり出ないな…」

変だな…
いつもは必ず携帯チェック欠かせないのに…


バーの階段の上でただひたすらまってた



「帰ったか…な?」


ガシャン!!


「なに?……今の音…」


バーからだよね…


『…………!』


『……………』


会話?
もしかして奏居るのかな…
つか今の音割れた音じゃない!?


もめてるの!?



そぉっと降りて確かめてみよう…

さっき勢いで出てったし…感じがいだったら恥ずかしい…


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