略奪愛
何が…違う?

ゆう君の優しい手つき…
優しい呼び声…
優しい下使い…


柔らかい手が私の太ももをなぞる

「んっ…」

ああ…そして次は…

次は…

ゆう君は顔を胸へ沈めた

違う…
次は…
乱暴に私を引き寄せるのに


「違う…」

「ん…何かいった?」

「えっ?…」


うそ、声が出てたの??
不思議そおにみるゆう君は顔を近づけてキスをしてきた

「んっ…」

ほら…やっぱり違う

タバコの苦味や
舌使いが違うの!!


「…奏?…なに考えてるの??」

「違うの…違う」

もぉ仕方ない
身体が拒絶してる


ゆう君を
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