略奪愛
その一瞬に解放される唇から…


「ヤりたいって思った」


遊ぶようなキスに

色気のある顔に

信じられない事に


私の頭はパニックで…
また引いた酔いが回りそう


「雄大さん!!止めて下さいっ…私は…ゆう君が」


「だから?」


「キヤッ…!?」


ドサッとベッドに倒れこむ
見上げれば妖しく笑う雄大さん


「俺はね、一目見てヤりたいか、ヤりたくないか決める…そんなもんだよ?」



ありえない言葉に
私は


「ハハッ…冗談でしょ…」



ゾッとした
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