略奪愛
夕焼けがまだ沈みきらない頃私は必死に走ってた



「ごめんねっ!いま向かってるから…」


『わかった。もう準備はできてるから』



ピッと携帯を切って再び走り出す私



寄りによって今日の日に遅刻する!?


もー私ってば馬鹿!!


今日は彼氏の卒業祝いをする日になっていた


彼氏…ゆう君の行きつけで先輩がやっているバーに集まる事になってる



ゆう君は私の一つ先輩


大学の講義が長引いて遅刻寸前


私は全力で走ってた




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