略奪愛
「じやぁさ、ほら!奏も行くからぁ~いいでしよっ!?」


ぐいっと私を引っ張る真理ちゃん


驚きすぎて固まる私


「ん~」


雄大さん迷ってるふりしてる…


私にはわかる


だって口元が笑ってる


「OK、2人ならいいよ」


「やったぁー!雄大さん優しい」


いくら真理ちゃんが酔ってるからって…

無理にもほどがある


自分から危険な道を選ぶようなもの


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