略奪愛
「奏‥水飲みにいこう、ほら!!」


ゆう君はフラフラする私を支えながらカウンターに向かった



「雄大さん、水くれますか!?」



雄大さん?

私はうっすらと目を開けて暗闇から出てくる男性をみた



「水?‥‥ほら、大丈夫か?」


「すいません、飲みすぎで…ほら奏、水だよ」



チャプンと鳴る水の音


「ありがとう」


私そんなに酔ってないし!!
なぁんて思いながら水を飲み干せば…


「ゆうー!!こっち来なよ!!」


またあの女性‥
もう!!なんなのよっ!?


私彼女なんですけど…



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