略奪愛
誰もいない…


テーブルには無造作に置かれたグラスとシャンパン


微かにグラスにお酒が残っていた


「飲んだのかな…」


「飲んだよ?2人で」


バッと振り向けば…

上半身裸の雄大さん…



「ゆ、雄大さん…」


「ん?ああ…これね」



自分を見ながら薄く笑う

私は目のやり場に困ってキョロキョロしてる



「あ…真理ちゃんは…」


「ベッド」


直ぐに返される返事に驚く

ベッド…
じやぁ真理ちゃん上手くいった!?


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