略奪愛
サァ…と髪を1束持って口許に持っていく


「嘘だと思う?…なら良いこと教えてあげるよ?」


「良いこと?」


「ゆう…の秘密」



ゆう君!?
なんでゆう君の名前が出てくるのっ!?


「な…なにを…」


グッと顔を近づけて唇に触れてるのか…触れてないのか…の距離


「続きはまた教えてあげる。ゆうとバーにおいで?」


綺麗な顔が憎いほどきれいに囁く雄大さん


「首のあとまたつけてあげる…」


「えっ!?……やっ!」


冷たい唇が首筋を這っていく


チクッとする感覚に体が反応する


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