略奪愛
ゆう君はチラッと私を見れば…


「雄大さん、少し奏を見てて下さい、用件だけ聞いてきます」


あ…行くんだ、ゆう君
私を先輩に任せて


「いいよ、見ててあげるからいけば?」


ゆう君はペコッと頭を下げて呼ばれた方にいった


なんかあっけないよなぁ…

あーあ巨乳美女…
ゆう君すきそ‥


「巨乳美女だな、あれは」


私と全く同じ考えが上から降ってくる


低い聞きやすい声で


「何か飲む…?」



伏せていた顔を上げれば…

「あっ、はいっ…」


なんて…
魅力的な感じなんだろっ…

色気?
妖艶?


髪は綺麗にセットしてあるけど片方だけ長くしてて、暗闇に合う黒

薄い唇からだす声にゾクッとする


なんたって…瞳

鋭く、見透かされそう…



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