略奪愛
真理ちゃんはまだ少し疑ってるようだけど…


「わかった。で…さっきの話だけど」

「うん…」


よかったバレなくて…
真理ちゃんと歩きながら教室に向かう


廊下は四年生がいないから静か


「雄大さんに告白してみよっかなぁ…ておもったりしてんだけど」


「へっ!?」


一瞬耳を疑った
何?何?
真理ちゃん告白って…


「なんて声だしてんのよっ…だって雄大さん優しかったんだもん!あの夜…」

「う、うん…」


あの夜の話をしたときに真っ赤になりながら私に話してくれた


"まぢ、幸せだった"って…


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