略奪愛
教室のすみに移動して携帯をかけた


トゥルル…トゥルル…


「出ないなぁ…」


ゆう君のお家は裕福だからアルバイトなんてしてない
勉強だってしてない…

だから何時もは直ぐに出るのに…


「おかしいな…忙しいのかな…」



別に疑うしぐさもないのに…

雄大さんに言われた「ゆうの秘密教えてあげる」が一瞬体を不安につつんだ



「しかたない、またバーに行かない?直接しかない!」


「えぇ!?」

確かに真理ちゃん行動派だけど…


本気で雄大さんの事……


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