略奪愛
「誰かは居るっぽいね…」

異様な空気だった

雄大さんなのかな…居るの


そして…


奥から出てきたのは…

「またね…雄大…?」


「ああ………あれ?」


出てきたのはかなり色気のある女性

ビシッとスーツを着こなし、色っぽいしぐさで胸元は開いてた


男性なら誰もがクラッとするだろうな…


「お客さんよ?雄大……可愛い感じね、」


クスッと笑ってる


「やぁ、何か用?……真理ちゃんに奏ちゃん」


綺麗な笑顔で出迎えてくれた


けど私は……あの笑顔が偽物って知ってる


「じやぁ…また来るわ…」

雄大さんの頬にキスを落とし…私たちを見ながら出ていった

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