略奪愛
私はともかく…真理ちゃんは固まっていた


どうしよう…
なんて声かけたらいいの…

「ま、真理ちゃん…」


「なに?」


何時もどうり…?


「何でもない…」


「そっか」


何時もどうりだけど…何か違う…


ふと雄大さんを見れば…

少しだけ乱れた髪に、ラフな格好

いかにも何かしてました
的な感じがする……


「どうかした?」


「ゆ、雄大さんに…」


「あの女性は誰ですか?」

え!?
真理ちゃん?!


躊躇する私よりはっきりとした真理ちゃんの質問

やっぱり気にしてるのかな…
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