俺は私、私は俺?!
「海斗さん、大丈夫ですか?」



知らない人が海斗に言った。



「大丈夫だ、シン」


シン?


知らない人...



私はさっきの男の事を思い出して海斗の後ろへ隠れた。



「大丈夫だ、優。シンは俺の弟みたいな奴で信頼できる」



優しく海斗が私の頭をなでた。


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