俺は私、私は俺?!
「えっ?優?ユウヤって優?あれ?」



ここにも動揺している人がいた。



葵が動揺しているので、美香がゆっくりと説明していた。



私はお兄ちゃんを睨んだ。



「おいおい、そんな睨むなよ。でも、優ってユウヤのままでも良かったのかもよ?めっちゃイケメンだったし!」



「そんなのどうでもいい!どうしてくれんの?!気まづくなっちゃったじゃん!」



はぁ~



私と海斗はひとまず車に乗って竜崎家に向かった。



無言の車内は、まるで拷問だったけど...
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