俺は私、私は俺?!
「ねぇ、海斗?」



「何だ?」



「.................私とシたい?」



「はぁ?何言ってんだよ?」



少し困った顔をする海斗。



まぁ普通こんな事彼女がいうわけないしねぇ。



「で、どうなの?」



そして、少し間を空けて



「俺はだぞ?俺はシたい。でも優がまだ準備できないなら待つ」



私の頭に手を載せて優しく言った。
< 206 / 216 >

この作品をシェア

pagetop