俺は私、私は俺?!
「優の感じる声。もっと聞きたい」



そういって海斗の指が私の中に入ってきた。



何度も何度も入ってきて、私の声もどんどん出てくる。



「あっ...かい..と...」



私は海斗によってどんどん溶かされていく。



「優、いいか?」



「...うん」



そういって、海斗が私の中に入ってきた。


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