ふたりの練習曲 ~Raita side~
「急がないと、演奏始まっちゃうよぉ?」
「いやっ、ネクタイがうまく結べなくって・・・」
「ネクタイ? 結んであげよっか?」
そう言いながら小走りに近付いてきた彼女は、絡まったみたいになってるネクタイを、
いったん俺の首からほどくと、細い指で器用に結びはじめた。
近くに並んで立ってみると、俺とほとんど身長のかわらない彼女の顔は、
ほんとにすぐ目の前にあって、ちょっとだけ恥ずかしくなってくる。
小さな板をもごもごとくわえているピンクの唇が可愛いし、まつげの長い瞳もめちゃくちゃに可愛い。
短い髪のせいでボーイッシュな印象をもつけど、もしかしてかなりの美少女かも・・・
「いやっ、ネクタイがうまく結べなくって・・・」
「ネクタイ? 結んであげよっか?」
そう言いながら小走りに近付いてきた彼女は、絡まったみたいになってるネクタイを、
いったん俺の首からほどくと、細い指で器用に結びはじめた。
近くに並んで立ってみると、俺とほとんど身長のかわらない彼女の顔は、
ほんとにすぐ目の前にあって、ちょっとだけ恥ずかしくなってくる。
小さな板をもごもごとくわえているピンクの唇が可愛いし、まつげの長い瞳もめちゃくちゃに可愛い。
短い髪のせいでボーイッシュな印象をもつけど、もしかしてかなりの美少女かも・・・