恋チョコ
心
朝、いつも通り心友の吉原理乃音とおしゃべりだ。いつものように5年1組はさわがしい。理由はコレだ。3、4時間目にバスケをやるから。もう男子がさわぐ理由はコレしかない。朝のうちに着替えておこうと理乃音と着替え室に行こうした。すると、クラス1の軽い女房見日菜夜が、話しかけてきた。『ねぇー恋してる?。』いつもだ。でもうちらの返事は、『えーしてないし。』だ。当たり前に恋はしていない。でも…理乃音は?まっいいや。あたしは、新井光 クールぶってて男子仲間とは気が合う。そして3時間目バスケだ。意外と得意なほうだ。うちと理乃音とでみんなを吹き飛ばす。男女分かれてのバスケだ。うちと理乃音は2点4点と次々に入れる。あっという間にうちらの試合は終り次は4時間目にする。うちと理乃音は男子の試合を見る事にした。男子のほうでは、1番強い木下良のチームと2番強い永山裕のチームが闘っていた。理乃音は裕に見とれている。そうか。理乃音は裕が…でもドリブルをする良。少しカッコいい。あっあたしドキドキしてる。やばっキャラがつぶれる。でもいいや。今日は、特別。すると理乃音が口を開いた。『あたし、裕が好きになった。でさー光、良に見とれてた。好きなんでしょ!。』あっ気付かれた。あたしは、顔が、真っ赤になった。理乃音も同じだ。4時間目。理乃音は裕が気になってしょうがないらしい。あたしもだ。体育が終わると着替えて教室にもどる。あたしと、良は、隣りの席だ。運がいい。良が話しかけてくる。ドキドキする。でもこうして話せることだ。うれしい。このまま時間が止まればいいのに、と思う。あたし、恋したの1年ぶりかな。でもこれから楽しくなりそうだ。理乃音の事も!。