-キミの声が聞きたくて-
午後6時。
「「「かんぱーいっ」」」
3人の賑やかな声と、4つのグラスがぶつかる音が辺りに響く。
「ん~!おいひーっ」
笑顔で串焼きになったお肉を頬張る雫。
それにつられて私の頬も緩む。
本当に美味しい。
さすが水野くんって言うか……
うん、尊敬です。
私も一口、また一口とお肉や野菜を頬張る。
「んまいなぁ~」
陸翔も笑顔満開。
笑ってる陸翔見ると、私も嬉しくなっちゃうなぁ。
それからジュースを飲んだりして、バーベキューを楽しんだ。