-キミの声が聞きたくて-

駅前の店。
それはクレープ屋だった。

駅前にはたくさんの店が建ち並ぶため、カフェか何かだろうと思っていた俺と直人は絶句。


クレープ屋に入るのって、ちょっと勇気がいるんだよな……


そんな俺と直人を無視して美和と長野はズカズカと店の中に入っていく。


「え…ちょ…っ」


店の外で立ち尽くす俺たち。


「……入るか。」

意を決したように直人が呟く。


「……おぅ」

そして2人で気合いを入れて店に入った。



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