-キミの声が聞きたくて-

屋上に着くと、梅雨とは思えないような青空が広がっていた。


俺たちは地面に座った。

「…“色々”を聞いてもいいんだな……?」

俺が長野に尋ねると、コクン。と頷いてくれた。




「今から…2年前の話をするね…」






そう言って話し出した長野の口からは衝撃の内容だった。







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