桜の恋

4月4日‥

私の名前は楠南(ｸｽﾉｷﾐﾅﾐ)普通高校にかよう三年生‥。

4月4日今日は１学期の始業式。朝から目覚ましが早く鳴、なにかｿﾜｿﾜしながら早めにいえを出た。

「たまには‥いっか。」

そう言いながら自転車をこいだ。

「あっ‥桜のが咲き始めてるんだ。今年は去年より早いなぁ。」

私は桜のつぼみを見ながらﾊｯと思い出した。

「あそこの一番大きい桜の木はどんなかな～。今年も綺麗だろうな！。」

私が言う大きい桜の木とは、ひとつﾎﾟﾂﾝとある岡の上の桜だ。
「時間もまだ早いし少し見に行ってみよう。つぼみがあるかもしれない。」

私はわくわくしながら自転車をはしらせた。

「あれ‥？」

私は桜の木につく前自転車をおりた。
「なんだぁ‥先約がいたんだぁ。しかもなにか書いてる？」
桜の木の下には一人の男性がたっていた。とても真剣な感じで絵をかいている。
「絵を書いてるなら邪魔しちゃわるあなぁ‥」

私はそう思い桜を見るのを諦めた。とても気分良かったので見たかったが気をつかって明日にしようと自転車を走らせた。

次の日‥
「今日は見れるかな？」
期待しながら自転車を走らせた 。

「あっ‥またあの人だ‥」

桜の木の下には昨日の男性がいる。

「朝早くから‥熱心だなぁ‥仕方ないまた明日にしようと。」

次の日‥
「やっぱりまたいるなぁ‥」
次の日‥
「まだ終わらないの？？」

そんなことを思ってるうちに岡の上の桜が花を咲き始めだした。
「ぁぁ咲いちゃった。今年はつぼみみれなかったなぁ‥せめて邪魔しない程度に見てもぃいよね‥」
私は咲き始めだした桜をみたくて邪魔しないようにちかずいた。
「わぁ‥‥」

まだ少ししか咲いていない桜でもとても綺麗だった。

「やっぱ綺麗だなぁ‥んん‥やっぱつぼみから見とくべきだった。」

私は小声でつぶやいた。ふと目線を絵を書いている男性に目をやるとﾊﾞｯﾁﾘ目があってしまった。

「あっ‥」
私はびっくりして言葉が出なかった。すると男性が

「こんにちは‥」

低く落ち着きのある声で私に話しかけてくれた。

これが私の最初で最後の恋をする初めの瞬間だった。