君と手をつなぐ話
清潔なお湯がふんだんに、排水溝へと落ちていく。


贅沢だ、とエドモンドは思う。


それから、
平行した曲線の片方の縁に肘をついて、
手を顎のとこへやり、
贅沢とはもったいないということの反対のことだろうか、
と考えこむ。
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