男の使い方
怖い怖い・・・・・・・

嫌嫌・・・・・・

ぎゅって目を瞑ったその瞬間・・・

空見と神風の手と口が離れた。

「え・・・?」

恐る恐る目を開けると、津夜君がいた。

「お前ら、なにしとんのや。」

・・・・・・えっ・・・?
今、なんて・・・?とめてくれたの?
津夜君・・・その言葉に期待しても、いいの?

「お前ら、誰がそんなことしていいって言うたか?」

「津夜が、他の女とヤッてんのが悪いんやろ・・・?」

・・・・・。津夜君。
ごめんなさい。あたしのせいで怒ってるんでしょ?

「ごめっ・・・・津夜君。見ちゃった・・・」

津夜君はなんかの間違えで女とヤッたの?
それとも、ただやってるように見えたの・・・?
わかんないよ・・・

「俺はヤっとらんよ。あいつは俺のダチが女装したんよ。ごめんな・・・佐倉?」

津夜君はこっちを見た。

「すごい嬉しい・・・。ありがと・・。」

目を瞑った瞬間に、口の中になんか入ってきた。
しかも暖かい液も流れ込んだ。

「?!」

目を開けると、津夜君のモノがあった。

「佐倉、ごめん。だって・・・お前の・・胸が・・」

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