ひとりごと*2012
01*転機
転機
長男が何ヶ月ぶりかに学校へ行った
4月の終わり
もう二度と行かないと言っていた長男の口から学校へ行こうかなと前向きな言葉が出た
その後こちらからは急かさずどうするのか待っていた
まだ結婚生活を送っていた頃に仕事へ行く旦那さんの無事を靴に託していた
『何事もなく仕事が上手くいきますように』と願いを込めて毎朝靴を磨いた
息子について学校へ行くわけにはいかないから制服に願いを託し『どうか苦しまず学校へ行けますように』そう思いながら一枚一枚アイロンをかけた
夜に『明日行くから』と
5月1日は普通の授業ではなくスケッチ大会だった
現地集合
近くの港で絵を書くらしい
上級生の仲の良い先輩と一緒に行く約束をしていた
雨が降れば校内でのスケッチになるから雨が降らないことを願う
給食ではなくお弁当持参
そのことを気づいたのは夜
買い物にも行けないから
あるもので作ることに
朝雨が降ったようだったが何とか止んでいてホッとしたのに降りそうだからと場所が学校に変更になってしまった