ナマイキ彼氏。


「もう!卓也くんたら!私と一花で全然態度違うんだから!」




ぷぅっと膨れる亜弥。





ごめんごめんと優しく亜弥の頭を撫でる先輩。





そこには2人だけの世界があった。





…もうやだ。




心がズキズキ痛い。




これ以上私を乱さないで…




「じゃ、私はこれで…」



辛くて、悲しくて、その場になんかいられなかった。



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