ナマイキ彼氏。



好奇の目に耐えられなくなった私は、屋上で休憩することにした。



「おかしいよ!ちゃんと3階の教室探したのに!!」



そう。野々村一花は極度の方向オンチだった。


行き方ちゃんと聞いておけばよかった…


このまま一生寧々に会えないかも…


「どうしよ〜!!寧々〜!寧々に会いたいよ〜!!」


1人で騒いでいたその時…

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