Lady&Boys!!!~同居人=アイドル!?~
5人の秘密!?
「はぁあぁあ……」
疲れた。
とにかく疲れた。
今は、家に帰ってる途中なんだけど…
「ねぇ、君。お茶しに行かない??」
学校の中から、ずっとついてくるこの金髪男。
転校生(しかも女子)が、来たっていう話が一瞬にして広まり、
学校から出るのにも一苦労な程の、人だかりだった。
精神的にキツイんだよな…
「ねぇ、聞いてんのかよッ!?」
無視し続ける私に、しびれをきらしたらしいヤンキー。
(あまりにもしつこいから、達が悪いと判断した)
もう…超うるさいコイツ…
早く家に帰って寝かせて欲しい。
「じゃぁ…」
ヤンキーがふてきな笑みを浮かべる。
な…に??
気持ち悪い…