ありのままの、あなたが欲しい。

家に帰って愛斗にその話をすると、案の定愛斗は大喜び。


外食出来ることもそうだけれど、ゆりあやカズくんと遊んでもらえることもすごく嬉しいみたいだ。



明日を楽しみにすやすやと寝息を立てる可愛い寝顔を眺め、私は部屋の扉を閉めた。


愛斗を寝かせると、その後は唯一自分の時間。


でも明日はお出かけになったから、私も早く寝ないと…。


そう思いながら、乾いた洗濯物を畳んでいる時だった。



バタンッ!とショージさんの部屋のドアが勢い良く閉まる音がした。


そういえばさっきから賑やかだったし宅飲みでもしてるんだと思ってたけど、やっと帰ったのかしら?


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