ありのままの、あなたが欲しい。


──結局、眠りについたのは夜中の2時頃だったと思う。


それでもいつもよりは少し寝坊が出来たし、寝足りない感じはしなかった。



今日もいい天気。


朝の清々しい日差しを浴びつつ、ゴミ出しを終えて部屋に戻ると…

ちょうどショージさんの部屋から一人の女性が出てきた。



緩いウェーブがかった髪の毛を揺らす綺麗な女性は、なんだかニコニコしながら軽い足取りで私の横を通り過ぎる。



もしかして…

いや、絶対昨日の彼女よね?


あんなにゴキゲンだなんて…、昨日はさぞかし満足したに違いない。


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