ありのままの、あなたが欲しい。
元々、言いたいことはハッキリ言うタイプの私。


だから別に悩むことなく、ストレートに言ってしまえばいいのに。



なんだかいつもの調子が出ない自分に戸惑いつつ、気が付くと


「昨日、盛り上がってましたね?」


なんてセリフを口にしてしまっていた。



うわ~…私ってばなんて嫌味っぽいことを!!


言った後で“しまった”と思ったものの、ショージさんはそんなことは気にせず本当に申し訳なさそうに謝ってくれた。



まぁ、飲んで騒いでたことを悪いと思っただけで、まさか彼女の喘ぎ声まで聞こえてたとは思ってないんだろうけどね…。


< 87 / 395 >

この作品をシェア

pagetop