ありのままの、あなたが欲しい。
「あっはっは!!そんなことがあったの~!?」
「笑い事じゃないよ…おかげで寝れなかったんだから…」
「そうだよねぇ、ムラムラしちゃうもんね」
「…そうじゃないけど」
美味しいと評判のバイキングのレストランにやって来た私達。
愛斗とカズくんが料理を取りに行っている間に、私は昨日の出来事をゆりあに話していた。
「そのお隣りさんってどんな人なの?歳は?」
「んー…爽やかでクールなイケメン君よ。24歳だって」
興味津々で聞いてくるゆりあに、私はアイスティーをストローで吸い上げつつ、ショージさんの顔を思い浮かべながら答えた。