狼×月
prologue
「なぁ、
それ意味ある喧嘩か?」
「意味ない喧嘩して、他人も自分も傷つけんな。
空っぽな喧嘩なんかしても、最後は空しさしか残んねぇんだ」
暗闇に一人ぼっちで、希望なんてなんてなかた。
生きてる意味なんてなくて、自分の存在が消されてしまいそうで怖かった。
その気持ちをなくすために喧嘩ばかりしていた私を貴方は救ってくれた。
空っぽな喧嘩なんかしても、空しさしか残らないと教えてくれた貴方は
、私の希望の光だったのかもしれない。
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