不思議の国のお姫様


「そぉ言えば奏今日あの担任に呼ばれてるんじゃなかった?」

......?

ァ~~~~~~~~~~~~~~~~
忘れてたよ...。
「そうだった...!」

「まじかよ、奏なにやらかしたんだ?」
なにって!!
あんたが朝置いて行くからでしょ?!

「蓮が置いていくからじゃん!!」
蓮のせいだ!←寝坊したのは自分のせい。

「はぁ?!俺のせいかよ、寝坊するのが悪い」

「じっ自分だって寝坊したくせにっ」
蓮も同類だい!

「は?俺は朝起きて支度してたらあんな時間になっただけだ」

「それを寝坊って言うんだよ!!」

「俺様の場合は話しは別なんだよ」

なにそれっ!
しかも俺様ってなによぉぉぉぉ!

「まぁまぁ2人とも落ち着いて!ほら棗もなんか言ってよ、さっきから黙ったままじゃん」
「....どーでもいい」

「えー!もう、菖蒲ちゃんなんとかしてよぉぉ」

「柊?こういうときはほっとくのが一番なんだよ?」

あたし達ほっとかれるのね...。

「もういい!あたし教室帰る!菖蒲いこ!」

ふんっだもういいもん!

「ちょ...奏待ってよぉ」

< 8 / 9 >

この作品をシェア

pagetop