聖石学園~意地悪で腹黒のナイト様~
そういえば中継は一番の人しか撮ってなかったから、その後に続いているのが誰かは分からなかった。
弘樹は一番でクリア出来なかったものの、それぞれの場所でしっかり高順位でクリアしていたってことだ。
「ふっ……はは、あはははは!」
「お、おい!? 友?」
いきなり笑い出したあたしに弘樹は驚いて戸惑っている。
でもあたしは笑いが止まらない。
黒斗か拓馬が来ると思っていた。
なのに来たのは全く予想していなかった弘樹。
あたしは拍子抜けして脱力して、笑わずにはいられなかった。
「何そんなに笑ってんだよ」
やっとのことでネットから抜け出してきた黒斗と拓馬が近付いてきた。
不機嫌な表情を見ると、自分達が笑われているんだと思ったのかもしれない。
「ははっ……違う違う。自分に対して笑ってたの」
そう答えても目の前の三人は納得していない顔をしている。
「まあ何はともあれ、優勝者は弘樹だね!」
そんな感じで、文化祭一日目の日程は終わりを告げた。
弘樹は一番でクリア出来なかったものの、それぞれの場所でしっかり高順位でクリアしていたってことだ。
「ふっ……はは、あはははは!」
「お、おい!? 友?」
いきなり笑い出したあたしに弘樹は驚いて戸惑っている。
でもあたしは笑いが止まらない。
黒斗か拓馬が来ると思っていた。
なのに来たのは全く予想していなかった弘樹。
あたしは拍子抜けして脱力して、笑わずにはいられなかった。
「何そんなに笑ってんだよ」
やっとのことでネットから抜け出してきた黒斗と拓馬が近付いてきた。
不機嫌な表情を見ると、自分達が笑われているんだと思ったのかもしれない。
「ははっ……違う違う。自分に対して笑ってたの」
そう答えても目の前の三人は納得していない顔をしている。
「まあ何はともあれ、優勝者は弘樹だね!」
そんな感じで、文化祭一日目の日程は終わりを告げた。