聖石学園~意地悪で腹黒のナイト様~
でも、あたしは出来るなら仕事を請けたい。
初めて自分からやりたいと思った仕事。
あたしの目標。
諦めたくない!
黒斗に話して分かってもらうしかない。
あたしがどれだけこの仕事をやりたいのか──。
そして、黒斗と一緒の時間が減るのだとしても、側にいたくないわけじゃないってことを……。
そうと決まれば早く黒斗が待つ教室に戻ろう。
「よし!」
そう意気込んだあたしは、温くなったお茶を一気に飲み干して立ち上がった。
「じゃあ学園長、あたしもそろそろ帰りますね」
「ああ、それじゃあまた夕食時にね」
と、簡単に挨拶を済ませてあたしは学園長室を後にした。
初めて自分からやりたいと思った仕事。
あたしの目標。
諦めたくない!
黒斗に話して分かってもらうしかない。
あたしがどれだけこの仕事をやりたいのか──。
そして、黒斗と一緒の時間が減るのだとしても、側にいたくないわけじゃないってことを……。
そうと決まれば早く黒斗が待つ教室に戻ろう。
「よし!」
そう意気込んだあたしは、温くなったお茶を一気に飲み干して立ち上がった。
「じゃあ学園長、あたしもそろそろ帰りますね」
「ああ、それじゃあまた夕食時にね」
と、簡単に挨拶を済ませてあたしは学園長室を後にした。