【短編】先生彼氏
「本間に最悪や…」
次の日の昼休み。
関口先生たっての希望で
うちは、数学を教えてもらうことになった。
そしてうちは今、数学準備室の前で
部屋に入ろうか悩んでいる。
唯子に、変なこと言われたから…
やっぱり、先生の顔を見られへん…
すると、後ろから
「何してるんです?」
「ひゃっ…!!!」
いきなり声をかけられ、うちは驚いた。
「せ…関口先生?!
もう、びっくりさせんといてよ!」
うちは軽く先生の胸を押す。