君へ
第10章
「ここをこうかけてこうなります」
あー眠い。何で数学ってこんな意味不なんだろ・・・
カサッ
ん?
あたしは太陽を見た。
「読めよww」
口パクでそう言う太陽。
紙ぼろぼろだしww
で、何書いてあるんだろ・・・
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相変わらず眠そうだなーww
そうそう。明後日のデートさ、
空乃はどこに行きたい?
俺はどこでもokww
太陽
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話のもってき方下手ww
行きたいとこ行きたいとこ・・・
んじゃあ・・・
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じゃあ映画見にいこーよ☆
今なら「初恋は突然に」
とかやってるよ(^0^)/
空乃
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カサッ
「お、きたww」
「www」
カサッ
「いいよーww」
太陽はニコニコしながら小さい声でそう言った。
あたしは太陽のノートに「んじゃ明後日の朝10:30分に公園で待ち合わせ☆ね」と書いた。
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放課後・・・・・・・・
あれ?太陽いない・・さっきまでいたのに・・
「ねえ愛」
「ん?」
「太陽は?」
「秋野くんなら、さっき部活の顧問の先生に呼ばれてどっか行ったよ」
「顧問の?」
「うん。バスケの顧問。なんか怒ってた(汗)」
え?もしかして昨日サボったから?
「愛、ちょいあたし行ってくるわ」
「え!?どこにー?」
「太陽のとこっ!先帰っててー」
タッタッタッ
「え?ちょっちょっと・・・」
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