君へ
第7章
キーンコーンカーンコーン
「ふわぁぁぁ……」
「うわっ…空乃大丈夫…???」
「ふぇ…?」
「今日は一段と眠そうだね…顔色も悪いし」
「大丈夫だよぉぉ…」
バタッ
「ちょっ空乃!?空乃!?」
タッタッタッ
「どーした!?」
「あっ秋野くん!!空乃が変なの!!」
「え!?……ほんとだ…熱が凄い…ちょい俺保健室行ってくるわ!!」
「うっうん!!」
タッタッタッ!!
「空乃…」
………………
「ん…………」
あれ…?ここどこ…?
「空乃!?!?!大丈夫か!?!?!?」
「太…陽…?あたし何で…こんなとこにいんの…?」
「お前倒れたんだよ!!あー!!良かった!!俺めっちゃ心配したんだからな!!」
「太陽…ごめんね…」
「昨日何時まで起きてた!?」