MY HEART S♪NG'S
もう何度目かの夏が過ぎて
焼けた肌に凍てつく雪が散りました

夢と知って
恋をして
愛を告げて
心焦がれ

頬に香る、あなたの温もり
幾度確かめれば「もう過ぎたこと」と

嗚呼、まるで儚いじゃない
零れ落ちた雪解け水に
流る夢色の想い。

吐息をそっと
肌に触れて
瞳うつつ
ただ傍に

もう何度目かの冬が過ぎて
透けた肌に熱い愛が触れました


           [夢色]

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