【短】それでも愛してくれるなら
藍に出会う前のあたしは、男を取っ替え引っ替えして、だらし無い生活を送ってた。
本当に好きになった人なんていなかった。
二股、三股かけては、男を利用する日々。
今思い出しても吐き気のするような毎日。
そんな自分が大嫌いで。
あの夜は一人でやけ酒を飲んでた。
すると突然、隣いいですか?って男が声をかけてきたの。
またナンパかよってイライラしながら男の顔を見ると、あたしにはないキラキラした笑顔を向けられてて。
無意識に頷いてた。
「何かあったんですか?辛そうな顔してましたけど」
思えば出会ったときから、藍は優しかった。
「僕でよければ話聞かせてください」
藍はあたしの鉄の心さえも動かした。
本当に好きになった人なんていなかった。
二股、三股かけては、男を利用する日々。
今思い出しても吐き気のするような毎日。
そんな自分が大嫌いで。
あの夜は一人でやけ酒を飲んでた。
すると突然、隣いいですか?って男が声をかけてきたの。
またナンパかよってイライラしながら男の顔を見ると、あたしにはないキラキラした笑顔を向けられてて。
無意識に頷いてた。
「何かあったんですか?辛そうな顔してましたけど」
思えば出会ったときから、藍は優しかった。
「僕でよければ話聞かせてください」
藍はあたしの鉄の心さえも動かした。