紫陽花~7色のヤンキー達~
『――!!――!!おいっ!!起きろよっ!!』
あたしの前には誰かが倒れててお腹の辺りが血で赤く染まっている
「やめろ!!やめろよ!!」
倒れている誰かを揺すりながら泣き叫ぶあたしを誰かが止める
『だって――がっ!!――がっ!!どうすればいいんだよっ!!』
―――パシンッ
「茉夜さん今あなたが取り乱していても――が助かるわけではありません。あなたは落ち着いて見守っていてください。今から僕が病院に運びますから。」
『――っ!!』
あたしは静かに頷く
そのあと気を失ったようにあたしは眠りについた